Back to notes

ショート戦略

TikTok運用代行の費用相場と、切り抜き外注でまかなえる範囲

「TikTokを伸ばしたい。でも投稿を回し続ける時間がない」。そう思って「TikTok運用代行」を検索し始めた方に向けて書きます。

この記事の結論:TikTok運用代行は企画からコメント対応まで「アカウント運営ごと」任せるサービスで、費用は月数十万円の桁になる例が多いです。一方、うちがやっているのは切り抜きの量産で、運用代行そのものではありません。ただ、一番手が足りなくなりがちな「縦型ショートを作り続ける部分」は切り抜き外注で代替できます。その線引きと判断軸を正直に書きます。

TikTok運用代行は「アカウント運営ごと」任せるサービス

TikTok運用代行と呼ばれるサービスがカバーするのは、だいたいこの範囲です。

  • アカウント設計・コンセプトの策定
  • 企画出しとトレンドのリサーチ
  • 撮影のディレクション(会社によっては撮影そのものも)
  • 編集・投稿・ハッシュタグ設計
  • コメント対応と分析レポート

TikTokはトレンドの移り変わりが速いプラットフォームなので、運用代行の価値は「流行を追い続ける人手と目」を外に置けることにあります。逆に言うと、人がずっと張り付く仕事なので、費用もそれなりの桁になります。

運用代行と切り抜き外注で任せられる範囲の違いです。 運用代行と切り抜き外注で任せられる範囲の違いです。

費用相場には幅がある。桁感で見る

各社の公表値には幅がありますが、投稿本数を絞った部分的なプランで月10万円台、企画から分析まで含む包括プランで月30万〜50万円前後を提示している例が多いです。撮影まで入るとさらに上がるケースもあります。どれも各社の自己申告値なので、正確な金額というより桁感として見てください。

TikTok運用代行 切り抜き外注
任せられる範囲 企画〜撮影〜投稿〜分析まで 既存素材からの縦型ショート量産
前提 素材はこれから作ることが多い 長尺素材がすでにあること
費用の桁 月10万円台〜50万円前後の例が多い うちは月30本で¥100,000
トレンド追従 強い(そこが本業) やらない

正直に言うと、うちは「TikTok運用代行」ではありません

ここははっきり書いておきます。うちは切り抜きを量産する会社で、TikTokのアカウント設計もトレンド選曲もコメント運用もやりません。「TikTok 運用代行」で検索してこの記事に来た方の期待と、うちのサービスは完全には一致しないです。

それでもこの記事を書いたのは、運用代行の見積もりの中で大きなボリュームを占めがちな「動画を作り続ける部分」は、切り抜き外注で代替できるからです。配信アーカイブや長尺動画がすでにあるなら、そこから9:16の縦型ショートを切り出せば、TikTokにもYouTube ShortsにもReelsにも同じ素材で展開できます。

YouTube側の運用代行との比較は、姉妹記事として先に書きました。考え方はほぼ同じです。

あわせて読みたいYouTube運用代行の費用相場と、切り抜き外注との使い分け

判断軸は「素材・追従・予算」の3つ

  1. 長尺素材がすでにあるか。 配信アーカイブ・長尺動画・ウェビナー録画があるなら、まずそれを縦型に切り出すのが費用対効果として素直です。素材がゼロで、トレンドに乗った企画をゼロから作りたいなら運用代行が候補になります。
  2. トレンド追従が必要なジャンルか。 音源やフォーマットの流行を追うことが伸びに直結するジャンルなら、それを本業にしている運用代行に分があります。人柄やトークの中身で見せるタイプなら、切り抜きで十分戦えます。
  3. 予算の桁。 月30万〜50万円の投資が回る計画があるのか、まず月10万円の範囲で本数と数字を見たいのか。事業の段階で正直に決めるのがいいと思います。

縦型に切り出すときの設計(顔と字幕の配置・セーフゾーンなど)は縦型ショートの記事にまとめています。

契約前に確認したい判断ポイントをまとめました。 契約前に確認したい判断ポイントをまとめました。

併用も普通に成立します

運用代行にアカウント設計とトレンド企画を任せながら、量産部分だけ切り抜き外注に出す形は普通に成立します。ショートは本数が試行回数になる世界なので、量産を単価の安い特化型に分けると、トータルの費用は抑えやすいです。

注意:切り抜きをTikTokに投稿する場合、切り抜き元の許可と、素材内に含まれる音楽など第三者の権利は事前に確認してください。ここは一般論しか書けないので、個別の判断は専門家や当該チャンネル・所属先の公式ルールの確認をおすすめします。

よくある質問

TikTokだけ伸ばしたいのですが、切り抜きはYouTube向けでは? 切り出した縦型ショートは9:16の動画ファイルなので、TikTokにもYouTube ShortsにもReelsにも同じ素材を使えます。どこに投稿するかは発注側で選べますし、複数に同時展開しても追加の制作費はかかりません。

運用代行のプランに切り抜きも含まれていませんか? ショート制作を含むプランを持つ会社もあります。確認したいのは「月に何本出てくるか」と「1本あたりいくらになるか」です。包括プランの中の制作本数は控えめなことが多いので、量で回したい場合は総額を本数で割り算して比べてみてください。

投稿作業もお願いできますか? うちがやっているのは切り抜きの制作までで、投稿やコメント対応の運用は範囲に含めていません。納品ファイルの予約投稿は社内でも少ない手間で回せるので、そこは内製にする形が現実的だと思います。

まとめ

  • TikTok運用代行は「アカウント運営ごと」任せるサービス。費用は月10万円台〜50万円前後と幅がある
  • うちは運用代行ではなく切り抜きの量産。企画やトレンド追従はやらない
  • ただし縦型ショートの量産部分は切り抜き外注で代替でき、TikTokにもそのまま使える
  • 判断軸は「素材があるか・トレンド追従が要るか・予算の桁」。併用も成立する

手元の配信や長尺動画がTikTokで使える素材かどうかは、実物を見るのが一番早いです。お問い合わせから素材のURLを送ってもらえれば、契約前に無料サンプルを5〜10本作っているので、縦型に切り出した仕上がりを見てから判断してもらえます。

因幡匠瞬

因幡匠瞬(しょうま)

株式会社U.ai代表・Clipper Army運営。切り抜き制作を仕組みで回している当事者として、発注する側が損をしないための実務を書いています。

無料サンプルを相談する →