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外注ガイド

切り抜き外注の費用相場は?1本いくらが適正かを正直に書く

「切り抜きって外注するといくらするんだろう」。配信者の方や、企業のマーケ担当の方から、まずこの質問をよくもらいます。

この記事の結論:切り抜き1本あたりの相場はだいたい2,000円〜5,000円くらいに収まります。ただ、この幅の広さこそが、外注でいちばん迷うポイントです。同じ「1本」でも、中身がまったく違うからです。

この記事では、僕が実際に切り抜きの制作を仕組みとして回してきた立場から、費用の内訳と、発注する側が損をしないための見方を書きます。

1本あたりの費用は「作業範囲」で決まる

切り抜き1本の値段は、どこまでを任せるかで大きく変わります。

  • 見どころの抽出(長尺のどこを切るか)を任せるか、指定するか
  • 字幕・テロップをどこまで作り込むか
  • 効果音・ズームなどの演出を入れるか
  • 投稿までやるか、納品だけか

安い見積もりは、たいてい「素材の一部を機械的に切って字幕を付けるだけ」です。逆に、見どころ選びから投稿までを通しで任せると、1本あたりの単価は上がります。だから「1本◯円」という数字だけを比べても、実は比較になっていません

月額制と買い切り、どちらが向いているか

費用の形は、大きく分けて2つあります。

向いている人 特徴
月額制 継続的に投稿を増やしたい人 毎月決まった本数を安定して出せる
買い切り まず試したい・集中投下したい人 必要な本数だけまとめて発注できる

継続してチャンネルを伸ばしたいなら月額制、まず相性を見たいなら買い切り、という選び方が素直です。うちの場合は、月額制のベーシックプランが毎月30本で¥100,000(1本あたり約¥3,333)、買い切りは90本や180本のパッケージにすると1本あたりの単価が下がる設計にしています。詳しい料金は料金プランにまとめてあります。

月額制と買い切りの違い。軸は「試したいか、続けたいか」です 月額制と買い切りの違い。軸は「試したいか、続けたいか」です

「安すぎる見積もり」に潜むもの

外注で失敗するいちばん多いパターンは、単価だけで選んでしまうことです。

注意:1本500円のような極端に安い見積もりには、たいてい理由があります。見どころを選ばず機械的に切っているか、字幕が読みにくいか、修正に応じてもらえないか。安さの裏で「作り直し」が発生すると、結局こちらの手間が増えて、時間といういちばん高いコストを失います。

僕が量を大事にしているのは事実ですが、それは「雑に大量に作る」という意味ではありません。同じ型で品質を保ったまま本数を出すから意味がある。単価の安さと、続けられる品質は、分けて考えたほうがいいです。

見落としがちな「隠れコスト」

見積もりの数字には出てこないのに、実際には発生するコストがあります。ここを計算に入れておかないと、「安く頼んだはずが、割に合わなかった」ということが起きます。

  • 指示や確認にかかる自分の時間:毎回こまかく指示が必要な相手だと、こちらの作業時間が積み上がります。任せて回る相手かどうかは、単価より大事です。
  • 作り直しの時間:仕上がりがずれるたびに修正のやり取りが発生すると、鮮度も落ちます。
  • 止まったときの機会損失:発注先が一人で、その人が忙しくなった瞬間に投稿が止まると、それまで積み上げた勢いが途切れます。

安い単価でこれらが増えるくらいなら、少し高くても「手離れがよく、止まらない」相手のほうが、トータルでは安くつくことが多いです。切り抜きは続けてこそ効くので、単発の安さより継続のしやすさで見たほうがいいと考えています。

見積もりに出てこない「隠れコスト」。単価より継続のしやすさで見ます 見積もりに出てこない「隠れコスト」。単価より継続のしやすさで見ます

まず無料サンプルで「実物」を見る

費用を検討する前に、いちばん確実なのは実物を見ることです。

うちでは、契約前に5〜10本の無料サンプルを作っています。編集の品質・スピード・自分のチャンネルとの相性を、お金を払う前に確かめてもらうためです。見積もりの数字だけで判断せず、実際に上がってきた1本を見てから決める。これが、外注でいちばん損をしない順番だと思っています。

あわせて読みたい切り抜き外注は無料サンプルから。トライアルの進め方と見るポイント

よくある質問

結局、1本いくらが適正ですか? 作業範囲によりますが、見どころ選びから字幕・演出まで通しで任せるなら、1本2,500円〜3,500円あたりが一つの目安です。これより極端に安い場合は、何が省かれているかを確認したほうがいいです。

最初から大量に頼むべきですか? おすすめしません。まず無料サンプルと少ない本数で相性を確かめて、うまく回りそうなら本数を増やすのが安全です。

修正はしてもらえますか? 発注先を選ぶときは、修正に応じてくれるかを必ず確認してください。応じない前提の激安見積もりは、結局こちらの負担が増えます。

まとめ

  • 切り抜き1本の相場は2,000円〜5,000円。ただし「作業範囲」で中身が変わる
  • 継続なら月額制、お試しなら買い切り。単価は本数で下げられる
  • 安すぎる見積もりは「作り直し」のリスク。まず無料サンプルで実物を見る

外注の費用感が気になっている方は、お問い合わせから素材のURLを送ってもらえれば、無料サンプルで実際の仕上がりをお見せします。

因幡匠瞬

因幡匠瞬(しょうま)

株式会社U.ai代表・Clipper Army運営。切り抜き制作を仕組みで回している当事者として、発注する側が損をしないための実務を書いています。

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